今日は何の日

字好き山。地附山、29年。
平成16年朝日俳壇賞
照井勝治:凍て蝶は石の扉なのかもしれない
田中節夫:鎮魂の灯に寒さ忘れおり
浜崎敬治:月の客いくさをいきて寿
佐藤博一:寒林の一樹となりて風を聴く
塙告冬 :乗り替わるたびに師走の心濃く
「正木裕子」新月のしかも引き潮しかも春
饒村楓石:死者の橇一人は曳いて一人押す

平成20年新春詠
初心とはいつでも帰れる貌をして傍らにありてすでに帰れずーーー馬場あきこ